北陸三大祭 三国祭

2005年05月19日


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北陸三大祭のひとつ、三国祭がいよいよ始まります!
期間中、10数万の参拝者で街中が賑わい、神輿2基神宝棒持の行列、武者行列に名物の武者人形山車6基が港町の情緒をかきたてます。狭い町並みの両脇にぎっしり立並ぶ700軒の露店商、人々の波で街中が祭一色。
見どころは、なんといっても20日の山車神輿の行列。20日の正午に三國神社前に奉納された山車6基、午後1時に山車神輿の行列が神社前から街中に繰り出します。
立並ぶ露店商の屋根をハネ上げ、ハネ上げ笛と三味線、太鼓の囃子で山車が進む。きしむ車輪の音。面かじ取りかじの聲の中、250年の歴史を刻んできた山車・神輿と武者行列の巡行であす。この日は、全町内が休日で夜9時ごろまで巡行は続きます。
これにたづさわる奉仕者700人、街中が休日となり、三国っ子が燃えに燃える“三国祭”。
是非遊びにいらして下さい!

三国神社HP
■日時:例大祭 5月19日
    中日祭 5月20日
    後日祭 5月21日
◆20日のスケジュール◆
 10:00〜12:00 山車奉納(三國神社前)
 13:00     山車巡行 神社前出発
 21:00頃まで 

<山車奉納について>
三国祭の山車は18基ありますが、そのうち毎年6基が奉納されます。神社に近い古い区は当番が早く3年に1度まわってくるが6年8年に1度という区もあります。
三国祭の中日祭である5月20日の午前10時から12時までに当番区の山車が三國神社前に1番から6番まで勢揃いして奉納します。
午後1時に、神輿をはさんで前後に並び、神社前を出発し、旧三国町内を区民全員が自分の区の山を曳いて巡行するのです。

<山車格納庫について>
毎年5月20日に町中を練り歩く三国祭の山車の常設格納庫は現在16棟あります。そのうちの2棟は、建て替えて平成15年4月に竣工しました。三国祭には3年に1度この山車蔵からも武者人形山車が町内に繰り出します。
「 松ケ下区山車蔵」は、三国祭終了後も観光客の皆様に山車人形を常時展示して見学出来るように前面の観音扉をガラス入りにしています。

<歴史について>
三国祭の歴史は古く、遠く江戸時代中期までさかのぼる。当時の祭礼の様子は明らかではないが、元禄10年(1697)の『大門町記録』に「傘鉾、1本浄願寺の縁の下にあり」と記されてあり、これが三国祭に関する最古の記録である。
宝暦3年(1753)の『町々山覚』によれば、この年、山車の行列の順番を割り振って1番から10番までの山車を出している。この記録は武者人形を飾る以前の山車の状況を示す資料であるが、ここに、6番山車にあたる上町で神功皇后を作っていることが記されているが、これが現在の武者人形の起源である。
三国祭の祭礼日は、旧暦の4月「申の日」を祭礼日として継承されてきた。
新暦(太陽暦)を採用後の明治6年に祭礼日は『毎年5月20日』と定められ今日に至っている。三国祭の行事は神仏分離以前の江戸時代以来の伝統習慣を今日に伝えるもので他にあまり例を見ない興味深い行事を継承している。

※三国神社HPより転載

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